マン島 (Isle of Man)
世界に数あるオフショアの中で、オフショア金融センターの代表的存在としてマン島が上げられます。
マン島はイギリス本土とアイルランドの間にあるアイルランド海の真ん中に位置し、英国領ではありますが、内政に関して独立した自治権を持った島です。
イギリス諸島(British Isles)の一員ですが、イギリスの一部ではありません。
大きさは50キロ×20キロ程度で、ロンドンから飛行機で約1時間15分の位置にあります。
マン島には、世界最古の評議会いわれ1,000年にも及ぶ長い歴史を誇る議会制度があり、長年の政治的安定を維持してきました。
この長年にわたる政治的、経済的安定性が、マン島が世界中から一流のオフショア金融センターとして認められ、かつ世界の金融市場として利用される基盤となっています。
マン島は、オフショア金融センターとして国際的な資産運用の中心地で、65以上のオフショア銀行が積極的な活動を行っています。
銀行業、保険業、信託業、会社登記、E−コマース、海運登記など様々な分野において最高のサービスを提供しており、通信設備などのインフラについては、最新の技術がこの島に導入されています。
マン島における金融の中でも、銀行業務は、この島のGDPの45%を占めと言われています。
マン島の非居住者は税優遇され、預金金利収入、キャピタルゲインズ税、相続税はありません。
マン島には、「投資家保護法」という法律が整備されていることでも有名です。
投資家保護法とは、万が一金融機関が倒産したとしても利息を含めた投資残高の時価の90%がマン島保険業他社から補償されるというすぐれた法律です。
オフショア金融センターは世界中に数ありますが、安全性、安定性、守秘性、保護、非課税と言った点で投資先、資産の運用先として最適な条件が揃っているオフショアの地といえます。